建設キャリアアップシステムの普及

 建設キャリアアップシステムでは、一人ひとりの技能者情報が蓄積されていくことになりますが、この情報を活用して技能者が能力や経験に応じた処遇を受けられる環境を整備し、将来にわたって建設業の担い手を確保すること、技能者を雇用する事業者の施工能力の見える化を進めています。 

 建設キャリアアップシステムは、2022年12月現在で、登録事業者数が約21万件、登録技能者数が約107万件となっています。登録数は年々増えており、今後の建設業界にとって避けては通れないシステムとなりそうです。

 現在外国人を雇用している事業者については、登録が義務化されていますが、それ以外の事業者では義務化されていません。しかし、国土交通省としては2023年度からあらゆる工事での建設キャリアアップシステム活用を原則化に向けて普及・活用を進めています。

 また、建設キャリアアップシステムの本格運用が始まって、2024年3月で5年となります。
初期に登録されている事業者の方は更新が始まります。更新手続きは2023年10月(予定)~2024年2月末日までになる予定です。忘れずに更新をしましょう。

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