建設業許可要件等 豆知識

 建設業許可には様々な要件があり、すべてを満たす会社が申請して許可を取得することができます。そんな建設業許可申請をする際の豆知識を紹介します。なかには福岡県だけのものもありますがご了承ください。

①固定電話必須
「今時固定電話?」と思われるかもしれませんが、福岡で建設業許可の申請をする際は必須要件になります。
以前は、許可申請を出すと担当の人が直接事業所の確認に来ていましたが、現在は事業所の外観や入口、内装の写真を申請時に添付します。この時に電話機器が見えるように写真を写す必要があります。

②一人親方でも許可が取れる
「一人親方だから、、、」と建設業許可の取得を諦めたり、そもそも取れないと思っている方からご相談があります。しかし、一人親方でも経営経験や財産要件等、要件さえクリアできれば申請は可能です。諦める前にご相談を!

③経営経験の5年間は継続してなくてもいい
要件の一つに「経営業務の管理責任者」があり、5年以上の経営経験が必要になります。この5年間は継続してある必要はありません。
分かりやすく月や日は省略しますが、例えば、2014年に創業したが、2016年に一旦廃業し会社に雇われた。その後2020年に再度創業した場合。2014年2015年2020年2021年2022年の5年間で経営経験を満たすことができます。(正確には何月何日からはじめて、何月何日に辞めて等具体的な数字が必要です)

④500万円未満の軽微な工事について
「500万円以上は建設業許可が必要」これは多くの方がご存じかと思います。この500万円についての豆知識。
まずこの500万円は消費税込での金額です。例えば460万円の工事を請けた場合、消費税込で506万円になるので建設業許可が必要な工事になります。また、800万円の工事を2回に分けて請けたとしてもそれは一つの工事とみなされますので、許可が必要です。

今回は4つ紹介しましたが、いかがでしたか?建設業許可は様々要件があり、自社が要件に該当しているのか判断が難しい場合はご相談ください。

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